スタイルに依存すること

Russell2007-11-02

 かつて、書く内容と、書くスタイルは完全に切り離しができると思っていたことがありました。スタイルがどんな状態であっても、その瞬間に書きたい内容というのは決まっているから、どこにどんな形で出力しても内容は変わらないものだと。
 (この場合のスタイルは、いわゆる文体の話でなく。見栄えであったり、手書き/PCの違いであったり、ブログとテキストエディタみたいなアプリケーションの違いであったり、そういう文章そのもの以外の部分。HTMLとスタイルシートの関係を想定して「スタイル」という言葉を使いました)


 切り離しができるという考え方は大枠では合ってるのかもしれませんが、「スタイルによって表現は変化するし、それが内容にも少なからず影響を及ぼすんだな」、ということを最近ぼんやりと感じています。当たり前なのかもしれないのですが、自分が自分の体験として実感したのが本当に最近のことなのです。
 依存するということを逆に利用すると、自分に合ったスタイルを用意しといてその中で書けば、意図する文章をより楽に書けるんじゃね?…というようなことを考えた結果が、この場所。


 今、この日記のデザインはhatena_simple2を選んでいますが、文字サイズや全体の配置などが私にとってちょうど書きやすいバランスです。
 mixiは1行の文字数が少なく、かといってこの日記のように改行しないで書き続けると見づらく、長文には適さないなー、とたまに軽いストレスを感じていました。
 たぶん今までより、より自分の考えていることに近い内容を書けるんじゃないかという手応えがあります。(まだ2日しか書いてないですけどね)